観光スポットとしても人気のお城。
旅行したときにお城があれば、観光先に選ぶ人も多いのではないでしょうか。
人気の理由は、
「その荘厳さに圧倒され、歴史に思いを馳せることができる」
からだと思います。
そんな旅の思い出をおうちで再現してくれるのが、このナノブロックお城シリーズです。
<ナノブロックお城シリーズが大人におすすめな理由>
- ナノブロックを作成する前に、お城の歴史を学ぶことで、教養まで手に入る
- 歴史を学んだ上でナノブロックを作成すれば、作成中も、完成した後も楽しめる
- お城の荘厳さは、大人になったからこそ分かる
- 予算や作成時間に応じて商品を選ぶことができるため、忙しい大人にピッタリ
目次
ナノブロックお城シリーズの楽しみ方
まずは、その城が歩んできた歴史を学びましょう。
「なぜ築城されたのか」
「誰が築城したのか」
「城を築いた人のこだわりは何だったのか」
などなど、ナノブロックで作成しようとしている城の歴史を知ることで、その城に愛着が湧いてくるはずです。
STEP1で学んだ歴史を思い浮かべながら、ナノブロックを作成しましょう。
作成している城の歴史を思い浮かべながら、ナノブロックを作成すれば、城を築いた人と同じ気持ちで作成できるのではないでしょうか。
ナノブロックが完成したら、完成した城の再現度や、城を築いた人のこだわり部分などを眺めながら、歴史に思いを馳せましょう。
作成している間は、少しずつ城が完成していくさまが楽しめます。
そして、完成した後は、「城を眺めながら歴史を空想する」楽しみがあるというわけです。
ナノブロックお城シリーズについて
お城シリーズを「難易度」「コスパ」「アレンジ度」に応じて紹介したいと思います。
<難易度>
作成する難しさ。又は、作成時間の長さ。
星が多いほど難しく、完成まで時間がかかる。
<コスパ>
コストパフォーマンス。
値段÷ピース数で1ピース当たりを計算。
星が多いほど、値段と楽しめる時間の割合が釣り合っている。
なお、値段は定価で計算。
<アレンジ度>
アレンジのしやすさ。
星が多いほど、自分の好きなように作成できる。又は、自分の好きなものを配置できる。
価格比較表のリンクが表示されない場合は、こちらの方法をお試しください。
スマホでリンクが表示されない?【対応方法まとめ】ナノブロックお城シリーズ一覧
大阪城
大阪城は、豊臣秀吉が築城し、大阪夏の陣で一度焼失。
徳川家康が再建した城となっています。
しかし、当時の姿のまま今も残っているわけではありません。
徳川家康の再建後、落雷で再び焼失し、焼け残った建物も明治維新の動乱で全て焼失してしまいました。
その後、当時の市長が再建を提案し、市民の募金によって再建されます。
ただし、今の姿は、想像で作られたものになっています。
全体像が載っている文献が残っておらず、屏風の絵や、「豊臣秀吉は豪華な城に住んていた」という記述から、今の大阪城の姿を想像して作られました。
大阪城のナノブロックを作成するときは、実際の大阪城がどんな姿だったのか、空想しながら作成するといいかもしれません。
総評
通常版
DXエディション
<大阪城 通常版>
屋根の一部分が、少し難しいかもしれません。
作成時間の目安は、1~2時間程度です。
<大阪城 DXエディション>
2,000ピースを超えるボリュームであるため、長い期間楽しめる商品だと思います。
作成時間の目安は、10〜11時間程度です。
<大阪城通常版NBH-173>
2,035円/520ピース=1ピース当たり3.91円
コスパは一般的です。
<大阪城DXエディションNB-049>
8,800円/2,430ピース=1ピース当たり3.62円
大阪城通常版より大阪城DXエディションのほうがコスパが良くなっています。
大阪城は大阪の中心地にあり、周りにはビルが立ち並んでいます。
ナノブロックでビル群も作成すれば、より大阪の街並みを表現できるかもしれません。
値段比較表
姫路城
白壁のの美しさから、別名「白鷺城」とも言われる姫路城。
2009年から始まった「平成の修理」によって、瓦屋根も白く見えるほど美しくなりました。
姫路城は、美しさに目が行きがちですが、もちろん城としての防衛機能も備えています。
その「美的完成度」と「日本独自の防衛機能」が評価され、日本で初めての世界遺産にも登録されました。
ナノブロックの姫路城スペシャルデラックスエディションでは、「修理後」の白い瓦屋根が表現されており、メタリックシルバーバージョンでは、「修理前」のグレーの瓦屋根が表現されています。
また、どちらのスペシャルデラックスエディションでも、石落としなどの、城の防衛機能までもが表現されています。
姫路城スペシャルデラックスエディションを作成するときは、その美しさと防衛機能に着目して作成してみてください。
総評
通常版
DXエディション
SPDXエディション
SPDXエディション
メタリックシルバーver.
<姫路城 通常版>
特に難しい部分はないと思います。
作成時間の目安は、1~2時間程度です。
<姫路城 DXエディション>
2,000ピースを超えるボリュームです。
SPDXエディションに比べれば、ピース数が少なく感じるかもしれませんが、長期間楽しむには十分なボリュームです。
作成時間の目安は、13〜14時間程度です。
<姫路城 SPDXエディション>
完成した時の大きさは、ナノブロック史上最大級!
5,000ピースを超えるボリュームで作られる姫路城は、まさに圧巻です。
作成時間の目安も最大級の、24〜27時間程度です。
<姫路城 SPDXエディション メタリックシルバーver.>
難易度や作成時間の目安は、姫路城スペシャルデラックスエディションと同じになります。
<姫路城 通常版>
1,848円/490ピース=1ピース当たり3.77円
<姫路城 DXエディション>
8,800円/2,750ピース=1ピース当たり3.2円
お城シリーズの中では、一番コスパがいい商品です。
<姫路城 SPDXエディション>
22,000円/5,200ピース=1ピース当たり4.23円
22,000円と衝動買いできる値段ではないですが、それだけの価値がこの商品にはあると思っています。
<姫路城 SPDXエディション メタリックシルバーver.>
22,000円/5,200ピース=1ピース当たり4.23円
姫路城SPDXエディションのアレンジ度は低く設定しています。
なぜアレンジ度が低いのかというと、個人的にこの商品は完成されている商品だと思っているからです。
姫路城の画像と、姫路城SPDXエディションの画像を見比べてみてください。
なんという再現度でしょうか。
「アレンジせず、そのまま完成させてほしい」
という願いも込めて、アレンジ度は星1つです。
値段比較表
名古屋城
関ヶ原の戦いに勝利し、江戸幕府を開いた徳川家康。
しかし、大阪城には、豊臣家が拠点を置いたままでした。
そのため、豊臣家の動きを抑止し、東海道の防衛を固めるために築城されたのが、この名古屋城です。
そして、この名古屋城から大阪夏の陣へと出陣していきます。
大阪城の歴史にも出てきた、大坂夏の陣。
歴史は繋がっているのだと分かります。
ナノブロックで名古屋城を作成するときは、その歴史の繋がりを感じて作成してみてください。
総評
軽く作成するには丁度いい難易度ではないでしょうか。
作成時間の目安は、1~2時間程度です。
1,848円/550ピース=1ピース当たり3.36円
コスパもいいです。
初めて城シリーズを作る方には、おすすめの商品だと思います。
名古屋城と言えば、「金のしゃちほこ」が有名ですよね。
別売りの金のしゃちほこを、隣に置いてみてはいかかがでしょうか。
価格比較表
熊本城
西南戦争で熊本鎮台司令長官谷干城(たにたてき)率いる鎮台兵3,500人が籠城し、西郷隆盛率いる薩摩軍13,000人と戦いました。
籠城戦は50日間も続きましたが、西郷隆盛率いる薩摩軍は、ついに熊本城を落とすことはできませんでした。
この戦いで、熊本城は「難攻不落の堅城である」と名実ともに証明することになります。
近代戦を経験した熊本城。
ナノブロックで熊本城を作成するときは、難攻不落の堅城であるということを意識して作成してみてください。
総評
熊本城は、大天守と小天守の二つを作成することになります。
そのため、他の城を作成するより、若干時間がかかります。
作成時間の目安は、1時間半~2時間半程度です。
1,848円/500ピース=1ピース当たり3.69円
コスパも高めです。
値段に応じた楽しみが得られると思います。
熊本城の二の丸無料休憩所には、加藤清正公の鎧が展示されています。
その加藤清正公の鎧をナノブロックで作成し、熊本城と一緒に飾ってみてはいかかでしょうか。
価格比較表
首里城
沖縄は、琉球王国という一つの国でした。
琉球王国時代は、アジアの国々と交流を盛んに行っていたそうです。
だからこそ沖縄は、現在でも異国情緒が漂う場所なのでしょう。
そして、その琉球王国の政治・外交・文化の中心が首里城でした。
首里城は、
国王とその家族が居住する「王宮」
王国統治の行政機関「首里王府」
各地に配置された神女(しんじょ)たちを通じて、王国祭祀(さいし)を運営する「宗教上のネットワークの拠点」
という顔を持ち合わせていたそうです。
首里城のナノブロックを作成するときは、異国情緒あふれる、王宮での生活に思いを馳せながら、作成してみてください。
総評
難易度は星3つ。
中級者向けといったレベルです。
首里城本体よりも、守礼門の作成にやや手間取るかもしれません。
作成時間の目安は、2〜3時間程度です。
3,300円/840ピース=1ピース当たり3.92円
コスパ自体は一般的です。
ただし、公式サイトにて、売上金の一部が「首里城火災復旧・復興支援寄付金」に寄付されると記載されています。
ナノブロックも楽しめて、首里城の復旧にも一役買えると考えれば、コスパは良いといえるかもしれません。
「首里城アレンジ」の画像のとおり、儀式などが行われてきた「御庭(うなー)」や、首里城の行政庁である「北殿」、御庭(うなー)への入り口である「奉神門(ほうしんもん)」を作成しました。
全てを作成するために、首里城のナノブロックを3つ使っています。
また、別売りのシーサーのナノブロックを配置してみました。
※実際の首里城には、シーサーは配置されていません。
価格比較表
ノイシュバンシュタイン城
ドイツの国王ルートヴィヒ2世の命で着工された、ノイシュバンシュタイン城。
このノイシュバンシュタイン城、住むために建てられたわけでも、防衛の拠点として建てられたわけでもありません。
ノイシュバンシュタイン城を建てたルートヴィヒ2世は、中世のヨーロッパの物語に憧れていました。
その憧れていた物語の世界を再現するためだけに、この城を建て始めたのです。
そのため、ノイシュバンシュタイン城は、機能性よりも、見た目にこだわった城と言えます。
ナノブロックでノイシュバンシュタイン城を作成するときは、そのこだわりが詰まった、城の見た目を楽しみながら作成してみてください。
DXエディション
総評
通常版
DXエディション
DXエディション
クリアver.
<ノイシュバンシュタイン城 通常版>
難易度ほどの難しさはないでしょう。
初心者から中級者向けになっています。
作成時間の目安は、2〜3時間です。
<ノイシュバンシュタイン城 DXエディション>
難易度というよりは、そのパーツ数の多さから、星5つとなっています。
作成時間の目安は、25〜30時間程度の超大作です。腰を据えて作成しましょう。
<ノイシュバンシュタイン城 DXエディション クリアver.>
ノイシュバンシュタイン城デラックスエディションと、難易度や作成時間の目安は、変わりません。
ノイシュバンシュタイン城のコスパは、どのシリーズも高レベルです。
<ノイシュバンシュタイン城 通常版>
1,848円/500ピース=1ピース当たり3.69円
<ノイシュバンシュタイン城 DXエディション>
21,780円/5,800ピース=1ピース当たり3.75円
<ノイシュバンシュタイン城 DXエディション クリアver.>
21,780円/5,800ピース=1ピース当たり3.75円
ノイシュバンシュタイン城デラックスエディションは、非常に完成度の高い商品になっています。
そのため、アレンジ度は低めに設定しています。
しかし、ノイシュバンシュタイン城デラックスエディションには、LEDプレートが3枚含まれており、多少のアレンジは可能となっています。
価格比較表
紫禁城
中国の北京にある世界遺産。
明の時代に、永楽帝(えいらくてい)が皇帝の居所として建設。
その広さは、東西約750メートル、南北960メートルという広大な区画となっていました。
しかし、その快適さからか、歴代の皇帝は紫禁城から出ることを好まず、また、政治を顧みない皇帝も出てくる始末。
その結果、国勢は次第に衰えることになります。
紫禁城のナノブロックを作成するときは、「国が衰退するほどの快適な居所」が、どのような生活だったのか、空想しながら作成すると面白いかもしれません。
総評
特に難しいと感じる部分はないと思います。
初心者でも作成しやすいでしょう。
3,480円/290ピース=1ピース当たり12.0円
公式サイトでは、販売が終了している商品であるため、コスパが良くありません。
紫禁城は、広大なスペースに数多くの建物が建設されている場所になります。
周囲の建物も含めて、紫禁城を再現してみてはいかかでしょうか。
価格比較表
番外編
実在のお城ではなく、映画やゲームなどに登場したお城が、ナノブロックで再現されているものになります。
ホグワーツ城
小説が原作となっており、映画も大ヒットした「ハリー・ポッター」シリーズに登場するお城です。
城内は、主人公であるハリー・ポッターが通うホグワーツ魔法魔術学校が入っています。
築城したのは、ホグワーツ魔法魔術学校のクラス名にもなっている、グリフィンドール、ハッフルパフ、レイブンクロー、スリザリン。
ナノブロックのホグワーツ城は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで販売されている商品です。
総評
ホグワーツ城は、一番最初の工程から数工程の、土台造り部分が一番難しいと思います。
その土台造り部分の難易度は、星5つでしょう。
16,900円/3,200ピース=1ピース当たり5.28円
ホグワーツ城は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの限定グッズになっているため、コスパはやや低めとなっています。
ハリーポッターには、
「魅力的なキャラクター」
「便利な魔法道具」
「不思議な生物」
などなど、様々なものが登場します。
ナノブロックでのアレンジは、無限大と言っていいでしょう。
値段比較表
ムーランサール城
「タンタンの冒険」というベルギーの漫画に出てくるお城。
タンタンの冒険は、主人公である少年記者のタンタンが、世界中を冒険する物語になっています。
その物語の一つの話である、「謎のユニコーン号」という話にムーランサール城が登場します。
ムーランサール城のモデルとなったのは、フランスのロワール地方にあるシュベルニー城です。
総評
ムーランサール城は、見た目以上に細かな作りになっています。
そのため、中級者向けとなっています。
9,200円/1400ピース=1ピース当たり6.57円
公式サイトでは、販売が終了している商品であるため、コスパはあまり良くありません。
タンタンの冒険は、世界中を冒険する物語。
その物語中には、様々な乗り物が登場します。
「月まで飛ばすロケット」
「サメ型の潜水艦」
などなど、その乗り物をナノブロックで作成してみてはいかかでしょうか。
価格比較表
商品名 | Amazon | 楽天市場 | Yahoo!ショッピング | 公式サイト |
ムーランサール城 | ー | 9,440円(中古) | 9,200円 | ー |
ラダトームの城/竜王の城
大人気ゲームの「ドラゴンクエスト」
その初代ドラゴンクエストに登場するのが、このラダトームの城と竜王の城です。
初代ドラゴンクエストは、
「竜王にさらわれた姫を救い出し、竜王を倒すこと」
が冒険の目的となっていますが、その冒険の始まりの地が「ラダトームの城」。
そして、冒険の終わりの地が「竜王の城」となっています。
総評
特に難しいと感じる部分はないと思います。
そのため、初心者にも長く楽しめる商品です。
4,980円/470ピース=1ピース当たり10.59円
公式サイトでは、販売が終了している商品であるため、コスパは良くありません。
初代ドラゴンクエストには、40種類のモンスターが登場します。
その他のシリーズも含めると、その数は数百種類以上!
アレンジに困ることはなさそうです。
自分の好きなモンスターを作成して、ラダトームの城/竜王の城に一緒に配置してみてはいかかでしょうか。
価格比較表
商品名 | Amazon | 楽天市場 | Yahoo!ショッピング | 公式サイト |
ラダトームの城/竜王の城 | 4,980円 | 9,008円(中古) | 8,066円 | ー |
まとめ
ナノブロックお城シリーズは、その商品単体で完成されていると思える商品が多く、アレンジ度は全体的に低めです。
しかし、逆に言えば、一つで十分な存在感を出してくれるので、おすすめの商品と言えます。
また、
「歴史を学ぶ楽しさ」
「ナノブロックを作成する楽しさ」
「歴史を知った上で、完成したナノブロックのお城を眺める楽しさ」
と、大人が楽しめるシリーズとなっています。
ぜひ、皆さんも推城(おしろ)を作ってみてください。
その他にもナノブロックの最安値のサイトなどをまとめた記事を書いていますので、参考にしてみてください。
ナノブロックの記事以外にも、みんなが楽しめるゲームを作成しています。
全て無料となっていますので、ぜひ遊んでみてください!
<PR>